つながりは世界線を越える。~人の繋がりにフォーカスしたコミュニティーの立ち上げ~
突然ですが、人が人生のうちに出会う人数を知っていますか?
人生100年時代と言われていますが、ちょっと前の80年生きると考えた場合のデータです。
何らかの接点を持つ人 30,000人
同じ学校や職場、近所の人 3,000人
親しく会話を持つ人 300人
友人と呼べる人 30人
親友と呼べる人 3人
全世界の人口を仮に72億人とした場合、
何らかの接点を持つ人の確率は24万分の1となります。
あなたはこれを多いと思いますか?それとも少ないと思いますか? ちなみに宝くじで1000万円を当てる確率は10万分の1と言われています。
そのくらい、人の出会いは貴重なもので奇跡です。
人は一人では生きていけないというのはドラえもんでも語られています。
であれば私は、
- ひとつひとつの出会いを大切にしたい
- 出会いの数を増やしたい
- 普通に過ごしていては出会えない人と出会いたい
と思ってしまいます。
そこでとある番組を思い出し、2019年1月16日。こんなことを呟きました。
ジャストアイデアだけど、笑っていいとも!のテレフォンショッキングみたいな勉強会できないだろうか。
— はち (@PassionateHachi) 2019年1月16日
登壇者が最後に話を聞きたい人に次回の登壇を交渉する。
月一くらいの開催で。すごい人が話を聞きたい相手はすごい人だろうという予想。
ありがたいことにこれに共鳴してくださった仲間と昨日、コミュニティーを立ち上げました! その名も・・・
Butterfly Effect
僕の好きな映画でもあるこの言葉。 居酒屋でこーんなブレストをしながら出てきた言葉です。
では、この言葉とこの会に込めた思いをしたためていこうと思います。
人のつながりの奇跡に触れたい
前述の通り、人のつながりをとても大事だと私は感じます。
良いプロダクト、良いチーム、良い生活、良い関係。 全て人の手によって、心によって作られていくと思います。
そこで思ったのが、
「すごい人が話を聞きたい人はすごい人に違いない」
という仮説です。 そして、その人たちの対話ややりとりはきっとあらゆる人たちのヒントになり、些細な光をさしてくれると感じました。
世界線を越える
メンバーで話をしている中で共通のイメージとして上がったのが
「世界線を越える」
というものでした。
シュタインズゲートというアニメで有名ですね。
この言葉に私たちの思いが重なったのは
- それぞれの人生が交わり、その影響を受けてこれから先の人生が変わる
- その瞬間、その場所で同じ体験をすることで、その先の未来が変わる
という偶然から生まれる人生への影響のようなものが生み出せる場を想像したからだと思います。
そのため、基本的には"生(なま)"にこだわりたいと思ってます。
具体的には会場を用意して(提供いただき)、その場に集まった人々で時間を共有し、それぞれの世界線を交えること。
そして、自らの世界線も超えていくという意味で"アーカイブ"にもこだわりたいと思ってます。
これは、全ての回をアーカイブとして残していくこと。 これにより、自分を過去へと転送することで自身の世界線へ影響を与えることも考えています。
勉強会やイベントは皆さんどんなモチベーションで行くでしょう? 私が思うに、
「今触れたいもの、今得たいもの」に向かうと思います。
これは前述の通り、"生"の重要性に紐付いていると思います。
一方で、今数年前の動画や書籍から学ぶものも多いでしょう。 そう、その当時の自分には不要だったとしても、今の自分に必要になっていればそこから学ぶものが多いと思います。
それこそがアーカイブの重要性と感じています。
そのため、私たちは過去と現在のコンテンツどちらも大事にしていき、しつこいようですが、自身の世界線を超えてもらえる場にしたいと思います。
不確実性を楽しむ
もう一つの側面が"不確実性を楽しむ"というものです。
テレフォンショッキングの面白みはどこにあるでしょうか? 「タモリさんとゲストの掛け合い」や「エピソードそのもの」はもちろんのこと、 他のトークショーとの差別点は
「その場で電話をして次のゲストを決める」
というものではないでしょうか? このエンターテイメント性と「この人は誰を呼ぶんだろう?」という不確実性こそ、視聴者の高揚感に繋がり、 長く愛されるコンテンツになったと思っています。
私たちの場でもこのような不確実性を楽しめるような演出を考えたいと思っています(まだ言わないよw)。
- 勉強会やミートアップにおける"バラエティー性"
最後に、勉強会やミートアップなどのイベントについて考えてみます。
これをテレビのコンテンツのジャンルに当てはめると
- ワイドショー
- ニュース
- 時事放談
といったジャンルが多い気がします。 これらを
- ハードルを下げるたみに"LT"にしてみる
- 親しみやすい空気を作るために"お酒と軽食をつまみながら"
- 自然な会話を引き出せるように"パネルディスカッション"にしてみる
といったようにそのやり方で工夫がなされていると思います。
一方でそのコンテンツのジャンル自体が
- バラエティー
- ドラマ
といったものはあまり出会えていないような気がしています。 それはなぜかというと
「勉強会」
という言葉にあると思います。
"勉強"というからには
- 「何かを学ばなくてはならない」
- 「何かを持って帰らなくてはいけない(レポートを書かなくてはいけない)」
というな意識が知らぬ間に結びついてしまっている気がします。
なので私たちは「勉強会」という言葉をあえて使わないようにしたいなと思っています。
あなたの世界線も変えてみませんか?
というわけで私たちはこれからいろんな世界線を交差させながら、 そこでしか起きないワクワク感を共有できる場を作りたいと思います。
ぜひ、興味を持ってくれた方はConnpassより参加してみてください。 今後のイベントや登壇者情報などを発信させていただきます!