きっと、うまくいく~非IT業界をスクラムで変えるための系譜~

一人のPO見習いが業界を変えるために奔走する様子をただただ綴るブログです。

Scrum Fest Osaka 2019にプロポーザルを出しました !

先日、Scrum Fest Osaka 2019にプロポーザルを出しました。

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今回はここで話したいと思っているお話のサマリーをまとめようと思います。

ちなみにこの記事はDevLOVE Advent Calenderの19日目の記事です。

adventar.org

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私は何者か。プロポーザルの背景。

まず、「私は何者か」からお話しすると、"映像業界をチームで働く業界に変えたい"と思って日々活動しています。 そのきっかけはやはり働き方改革です。

映像業界のみならず、多くの業界が長時間労働が解決できないでいる状況の中、電通の事件により、加速度的に進む世の流れと法案により、 対策を取れずに働くことをストップせざるを得なくなりました。

そのため、長時間労働を基準として考えていた生活がままならなくなり、離職していく人々が格段に増えました。 ただでさえ、職人の世界。腕に職をつけ、指名を受けるとそのお客さんごと独立していく世界。

それが加速していくとどうなるでしょう? 今まで成り立っていた事業は衰退し、属人化されていた仕事がその人がいなくなることでどうしたらいいのかわからなくなる。 それがこの1年くらいの様子です。

やめていく人々も口々に

「この会社は好きだけど、この業界は好きだけど、急にこうなっては生活できないので・・・」

と離れていきます。

そしてその様子は在籍者へのしわ寄せとなり、モチベーションも低下していきます。 まさに負のサイクルです。

経営者でなければ対処はできないのか?

この状況を打開するために私にできることはないのか。 そこでエンジニアの私の中で思い立ったのが、

アジャイルスクラムはエンジニアにしか必要ないものだろうか?適用できないものだろうか?』

という疑問です。

みなさんご存知の通り、スクラムガイドには

「検査」「適応」「透明性」がうたわれています。

これはエンジニアだけでなく、営業、企画、人事、総務、製造など業界や所属に関わらず必要ではないでしょうか?

むしろ、Githubを見れば、誰がどのコードをいつ書いたのか、そしてそれがレビューされている状態のエンジニアの方が、すでに"透明性"を持った働き方をしており、抵抗も少ないのではないでしょうか?

そう思い、私はいろんなことを始めました。

  • 全6回のスクラム勉強会
  • チームビルディング
  • タスクと気持ちの見える化
  • ヴァル研究所さんの見学
  • プロジェクトの始め方を広める
  • ふりかえりと朝会
  • 有志での勉強会の発足

全てこの半年で行いました。

あなたにも必要では?

私の半年でやってきたこれらの活動は特殊な状況でのみ必要なことでしょうか?

そこで質問です。 『あなたのチームやプロジェクトはステイクホルダー含めて、全てエンジニアで組成されているのでしょうか?』

そのため、プロポーザルで挙げたセッションでは、

  • 「チーム全員がプロジェクトの進め方を理解する」
  • 「仕事に透明性を持たせる」
  • カイゼンのサイクルを適応する」

といった3点を習慣にするために私が行ったこと、そこから得た学び、明日皆さんが始められるポイントなどをお話しできればと思います。

私のマインドを作った「DevLOVE」

このようなマインドに私がなったのは2月にDevLOVEに深く触れることになったからです。

DevLOVEではゴリゴリの技術からチームビルディングやゲーミフィケーションまで内容は多岐にわたっています。

それはなぜなら、この3つのコンセプトを基に活動されているからです。

  1. 開発の楽しさを発見しよう。広げよう。
  2. 開発の現場を前進させよう。
  3. 自分から越境しよう。

私は運営としても関わっていますが、これからもたくさんの現場と、その現場で1歩踏み出そうとしている人たちの居場所となるようなイベントができればいいと思っています。

今後もイベント情報はでメンバーになり、キャッチアップしてください。

DevLOVE | Doorkeeper

最後に

私の目標は、「映像業界の多くの人に私の取り組みを伝えたい。悩んでいる人と一緒に解決をしたい。」という点です。 そのため、ぜひ多くの場でお話しさせていただきたいです。

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よろしくお願いします。