きっと、うまくいく~非IT業界をスクラムで変えるための系譜~

一人のPO見習いが業界を変えるために奔走する様子をただただ綴るブログです。

PMP学習記録 ~1日目~

さて、自分の学んだことの要点をまとめていこうと思います。

ぜひ、マサカリを投げたり、教えてくださると助かります!

今回の要点

  • プロジェクト = 生成される成果物に独自性があり、有期的な業務
  • 長い、短いは関係ない
  • プロジェクトマネジメント = 5つのプロセス群を適切に進めること
  • 5つのプロセス = 立ち上げ、計画、実行、監視コントロール終結
  • プログラム = プロジェクトの集合体
  • 単一のプロジェクトでは高い成果があげられない場合に使う
  • ポートフォリオ = プログラムよりもさらに高い位置にある
  • ポートフォリオ > プログラム > プロジェクト
  • プロジェクトライフサイクル = 工程のつながり
  • pmbokの中で唯一時間を表している
  • 4つの工程で構成
  • その中を5つのプロセス群が構成
  • 各工程の最後にはフェーズゲートがある
  • フェーズゲート = プロジェクトのパフォーマンス、進捗、ベネフィットを確認する。フェーズの最後の方
  • フェーズゲート =プロジェクトの継続、終了の管理ポイント
  • このタイミングでプロジェクトを終了することもある。
  • 別名 フェーズレビュー、中止点、キルポイント

# 感じたこと、疑問点

  • "ポートフォリオ > プログラム > プロジェクト" に違和感。この言葉使ってる人見たことない
  • ポートフォリオは業界的に"作品集"のイメージが強い。集合体という意味ではあってるのかな?
  • フェーズゲートはふりかえり的な側面?だとしたら、各プロセスごとにしか確認しないのって大丈夫?怖い気がする
  • フェーズゲートが来ないと中止の判断はできないということか。

"俺の"インターンシップ ~全員の満足度満点をもらった方法を大公開!~

みなさん、インターンの季節ですね。 エンジニア採用というとイメージしやすいのが「中途採用」だと思います。 ただ、長期的なチームの成長や次の世代につなぐために、「新卒採用」も重要です。

今回、そんな4日間のインターンシップについて全権委任してもらったので、どんなことをやったのかをまとめていこうと思います。 このエントリーがどこかでうちの会社が気になっている学生さんに届けばいいなとも思ってます。

ビジョンとコンセプト

今回は4Days インターンシップということで対象が大学3年生と大学院1年生でした。 実はこの前に1 Dayのインターンシップを実施していて、その際の振り返りで上がった言葉をもとにコンセプトを決めました。

その言葉とは

「普段は一人でコードを書く授業はあるんですけどチームで開発したことがなくて・・・」

ということでコンセプトとしては

「チームでモノづくりをやってみる!」

としました。

というのも、実際社会人になってからはチームでの開発がほとんど、いやほぼ全てなので、 このギャップを埋めることでうちに入らなくても、

  • 学生さん:チームでの働き方、チームでコードを書くことのポイントを学ぶ
  • メンター:チームで働くことを教える時の勘所を学ぶ

という意味で両者に学びがあるな・・・と感じました。

また、今回のインターンシップでは、前述の通り、

どこの会社に就職しようが、タメになることを楽しく学んでもらう。そして、楽しさからうちを好きになってもらう

というビジョンとしました。

全体テーマ

内容としては、程よいレベルでありながら、自由度が高いものにしたいとおもいました。 そのため、

  • html + css + JavaScript + 映像系の外部APIを使って、オリジナルサービスを作ってみよう!

というものにしました。 参加は3名、期間は4日間です。

4日間ということで、誰かがフルフルでつくのは難しいこともあり、メンターは交代で参加することを前提としました。 そして、こういった経験が少ない若いメンバーをメンターとすることにしました。

また、4日間の学びが目に見えることで、4日間の成長がわかる方法を考えました。 そのため、あらゆるアウトプットをホワイトボードにペタペタと貼っていくことでいつでも成長を実感できるようにしました。

カリキュラムと準備

全体カリキュラムは

  • 1日目:チームビルディングと要件定義
  • 2日目:Git + Github講座、開発開始
  • 3日目:開発
  • 4日目:開発、発表、振り返り

としました。 また、全体的にスクラムを擬似的に学んでもらうためにの仕組みを1日目に実施しました。 また、全体を1時間スプリントで区切り、メンターはそのタイミングごとに交代しました。

そのため、事前準備としては、

を用意して、手が詰まった時も何かしらのヒントになるようなものを作りました。

そして、各人にPCを用意し、Git、Souce Tree、VS Codeをインストールした状態としました。

Day 1

さて、1日目ですが、みんな初対面ということでガチガチです。 この状況を時ほどすこと、またチームとして動けるようになってもらうことを目的としてまずは

  1. 全体説明

を行いました。ここで大事にしたのはコンセプトの共有です。

  • 「これからこのメンバーがチームになるんだ」
  • 「仲良くしないと」

などそれぞれにチームとして動くことを意識してもらいました。 一方で

  • 「初対面だし話しづらいな・・・」
  • 「どういう経験があるんだろ?」
  • 「どういう人なんだろ?」

と不安も生まれてきます。そのため、得意技の・・・

  1. 価値観ババ抜き

を実施しました。そうして楽しみながらお互いを知った後に

  1. マシュマロチャレンジ

を行い、初めての共同作業を実施してもらいました。 ここで一旦ストップ!

振り返りの時間です。

今回の振り返りは

  1. Fun!Done!Learn!

で行いました。 具体的には休憩のたびにここまでのカリキュラムに対してのふりかえりを行い、 それを4日間蓄積しました。 これにより、4日間で思ったことや成長インターン生、メンターともに感じることができます。

次にプロジェクトについて考えました。

  1. APIを使って何がやりたいかを決める

このタイミングで、APIの説明を行い、付箋を使ってやりたいことを洗い出し、みんなでテーマを決めました。 次に、

  1. プロダクト名、だれがHappyになるのか、現在の代替手段、期待される効果

を擦りあわせました。これはインセプションデッキ仮説キャンバスを参考にしました。

インセプションデッキについてはこちら passionate-po.hatenablog.com

※ 仮説キャンバスについてはこちら

passionate-po.hatenablog.com

そしてこのイメージをより深めるために

  1. ユーザーストーリーマッピング

を実施しました。これにより、顧客目線でプロダクトを考えます。 あとでふりかえりの中で上がったのが

「今まで、顧客がいない状態での開発だったので、顧客目線で考えることの大切さを学べてよかった」

という言葉でした。これは、とても嬉しいフィードバックでした。

※ ユーザーストーリーマッピングについてはこちら

passionate-po.hatenablog.com

この日の最後は

  1. プロダクトバックログを作る

というものです。具体的にはユーザーストーリーをIssueに落とし込み、優先順位をつけるというイメージです。 これにより、現実の自分達がやりたいことがより鮮明にできました。

ここまでで、初日は終了です。

これにより、チームビルディング~作りたいものをIssueに落とし込むものまでが完了しました。

Day2 ~ 3

ここからはチームのメンバーにメンターを任せました。 具体的には、

  1. Git + Github ハンズオン
  2. 各言語の基礎トレーニン
  3. 開発スタート

という感じです。

今回のインターン生は、機械学習や画像解析など、PythonC#などを使った授業が多いようでした。 時代を感じますね。

ですが、Web系の言語はほぼ初めてということで、なかなか難航していましたが、楽しんで学んでいたと思います。

それぞれの日程で休憩ごとにFun!Done!Learn!を実施しているので、それぞれの感じていることが手に取るようにわかりました。

Day 4

最終日は発表準備として、パワーポイントでの資料作成と最後の仕上げを行ってもらいました。

なんとこの頃にはお互いを敬語を使わず話していたり、冗談を言い合ったりとかなり仲の良い様子。 それぞれの得意なことも見えているようでうまく分担をしていました。

メンターのメンバーも

「発表までに一区切りさせる」 「達成感を持ってもらう」

ことを意識してもらうことを伝えました。 そのために良いペース配分で進めてくれました。

発表には人事も加わり、緊張しているようでしたが、とても良い成果が生まれました! そして、最後のふりかえりを実施しました。

その後、アンケートを実施しました。 このアンケートの設問は

(1) この4日間で成長できた!と思うことは? (2) 4日間で気持ちが上がったことは?下がったことは?(理由を含めて) (3) これから伸ばしたいこと、新しく始めたいことは? (4) 今回のインターンに対する感想は?さらに聞きたいことは? (5) 今回の総合評価は?(1~5で)

というものにしました。 意図としては

  • 「自身の成長のふりかえり、これから」
  • インターンのふりかえり、これから」

がわかる設問としました。

そしてクライマックスは

  1. インターン生同士の360度感謝

を行い、照れながらもお互いに対する感謝を言い合うことで締めくくりました。

最後にホワイトボードに残ったアウトプットはこちら

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Fun!Done!Learn!の結果はこちら

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私の学び

インターンシップというと

  • 企業が学生を評価する場
  • 学生が企業を評価する場

と捉える方もいるかもしれません。

確かにその側面があるかもしれません。 ただ、それだけを目的に行うインターンシップ学びや楽しさはあるのでしょうか?

ましてや、インターン生、メンター共に、貴重な時間を使っているわけです。 そんな中で、お互いもしくはどちらかが"やらされている感"を持っているとどうでしょう? いうまでもありませんよね。

これは新人教育にも言えることです。 新人教育についても以前お話しさせていただいたので、参考にしていただければ幸いです。

www.slideshare.net

また、教育という観点だけでなく、継続してメンタリングすることも大事です。

passionate-po.hatenablog.com

というわけで、もしエンジニア、それ以外にかかわらずお悩みの方の参考になればと思います。 また、ぜひお話させてください。お力になれればと思います。

我流ではなく、体系的にファシリテーションを学ぶ

今日は2019年の挑戦第3弾ということで、 ファシリテーションについてです。

今回、ファシリテーション塾の14期生として入塾したので、これを期に今の思いをまとめようと思います。

私にとってのファシリテーションとは

私は幸いなことに周りにファシリテーションに強い思いを持っている方々、またそれを体現している方が多く、 ファシリテーションというものを考えることが多くなりました。  また、スクラムマスターとしてのチームとの向き合い方、チームの成長を考える上で必要不可欠だと考えています。

そもそも「ファシリテーションとは何か」です。

もしかすると、「会議の司会進行をすること」そして、「会議を円滑に回すこと」 と定義する人もいるかもしれません。

では、会議はを円滑に回すのはなぜでしょうか?

おそらく、

  • 仕事を円滑に進めるため
  • 合意形成をスムーズに行うため

などがあると思います。

では、そのために何をするのか、テクニックはたくさんあると思います。 一方で、果たしてテクニックだけでうまくまとめさえすれば会議が円滑に進むでしょうか? また自身が参加する立場だとしたらどう思うでしょうか?

ということで、これはすでに多く語られていて書籍も多く出ていますが、

私が思うファシリテーションとは「(広い意味での)"場を作る"」ということです。

これは会議に限りません。ふらっと集まって仕様を詰める時もそうです。 もっというと雑談や夫婦の会話、果ては一人で熟考することにおいてもファシリテーションが必要だと考えています。

そのために必要な要素として「傾聴すること」や「引き出すこと」など様々な要素や捉え方があると思いますが、 その領域は深く、この1年触れてきたものより果てしなく深いものがあると思っています。

ファシリテーションを学ぶわけ

この1年でファシリテーションの奥深さと難しさをまざまざと感じてきました。 まるで広大な海を認識して、その前に立ち尽くしているような感覚です。

それに気づいた要因もいくつかありました。 その一つは日常の中で多くのファシリテーションの場に出会ったことです。

社内のチームメンバーとの打合せや、社内の初対面の方とのチームビルディング。 それに加え、社外の初対面の方とのワークショップの進行などいろいろな機会がありました。

その中で空気を察しで場を解きほぐしたり、笑いを交えてみたり、力が抜けすぎないように学びに対する気づきがあるように導いたり、アイディアを引き出したり、いろいろなテクニックは学んだ気がします。

一方で、やはり私の中で「得意な場」と「苦手な場」ができてしまっている事実があります。 そしてそれが明確にパフォーマンスに響いてしまっている点が私の中の課題です。

具体的には 気心が知れたメンバーが得意なのは当たり前ですが、私としては初対面でも笑ってくれる、私のテンションに乗っかってくれる場はとてもやりやすい場という認識です。 また、全体の尺が少ない場も得意な気がします。何が何だかわからなくても勢いで一体感を作るのは得意な気がしています。 そのため、以前の記事に書いたこういったことも成功に結びついてと思っています。

passionate-po.hatenablog.com

しかしながら、年長者の多い場や感情が表に出にくい真面目な場は苦手意識を持ってしまっています。 そのため、今回はそのような課題を超えたいというのが目的の一つです。

 もう一つはファシリテーターを場の参加者として盛り立てることもファシリテーターとしての心構えだと思い、突然ファシリテーターになった人をバックアップできる方法を探りたいと思った点です。

というのも、会社などでその場をまとめる人はどんな人でしょうか? 大体がリーダーに相当する人やその時のテーマ(会議に限らず)を持ってきた人や問題提起をした人になるでしょう。また、教育の観点で若手を抜擢することもあると思います。

しかし、これらの突発的にファシリテーターに任命された人は不慣れなことが多く、さらにその多くがファシリテーションは何なのかという部分に目が行きにくく、あくまで会議を成功に導く = 何かしらの望んだ結果に持っていくことを意識するでしょう。

一方でどうでしょうか?

このように自分が望んでいる方向に持っていくことは必ずしもファシリテータートしての職務を遂行できているでしょうか?

では、こんな時にファシリテーターを支えられるひとは誰か?

そう、ファシリテーションを学び、場づくりに気持ちが向いている人だと思います。 つまり、ファシリテーターを盛り立てる、立場や役割に関係なく場をつくることもファシリテーターとして必要であり、そのような役割を超えたファシリテーションも学んでみたいと思ったことがもう一つの理由でした。

ファシリテーション塾との出会いとこれから

さて、いよいよファシリテーション塾のお話です。 私は14期生となるのですが、この存在を知ったのはガオリュウさん(@DiscoveryCoach)のFacebookでのシェアを見たことがきっかけでした。 前々からガオリュウさんとお話しさせていただく中で気になっていたのですが、14期生の募集を知って申し込んでみました。

というのも、ガオリュウさんもこの塾の3期生ということで尊敬するガオリュウさんのルーツの一つとなると私もそこで学んで見たいと自ずと思うわけです。

そして、先日Welcome Partyに参加してきました。 その時のファシリテーターは13期生だった3名。

いかにすごいファシリテーションをするのか。とても期待をしていました。  ただ、正直にいうと期待した結果ではなかったです。

同じことを思ったのか自己紹介の段階から噛み付いている方も見受けられました.

 (おいおい、しょっぱなからその噛みつき方は・・・とは思いましたがw)

ですが、私は間違っていました!

というのはその場にいた全員がそのファシリテーターを支える空気づくりや時に面白おかしくいじったり、ファシリテーターを肯定するような感想を述べたりと全員が場づくりに本気*なのです。

なぜなら、参加者の中には前期から継続している方も何名かいたり、講師の方もいたりとそういった方が自然と

  • お互いを認め合う場
  • 疲れない場
  • 尊敬しあえる場

を作っていることにどんどんと気づかされました。

前述した通り、ファシリテーターを支える形でのファシリテーションに興味があり、本来であれば最初にカミツキガ見られて一度テンションが落ちたやりにくい場をここまで見事に転換させてみなさんと一緒に学べることに大いに期待を抱いているのがWelcome Partyの最後の私であり、今の私です。

次回は3月に実践コースメンバーでの合宿があります。 今からその場がとても楽しみです。

興味がある方はぜひこちらをのぞいて見てください。

www.facilitation-world.org

つながりは世界線を越える。~人の繋がりにフォーカスしたコミュニティーの立ち上げ~

突然ですが、人が人生のうちに出会う人数を知っていますか?

人生100年時代と言われていますが、ちょっと前の80年生きると考えた場合のデータです。

何らかの接点を持つ人 30,000人

同じ学校や職場、近所の人  3,000人

親しく会話を持つ人 300人

友人と呼べる人 30人

親友と呼べる人 3人

全世界の人口を仮に72億人とした場合、

何らかの接点を持つ人の確率は24万分の1となります。

あなたはこれを多いと思いますか?それとも少ないと思いますか? ちなみに宝くじで1000万円を当てる確率は10万分の1と言われています。

そのくらい、人の出会いは貴重なもので奇跡です。

人は一人では生きていけないというのはドラえもんでも語られています。

matome.naver.jp

であれば私は、

  • ひとつひとつの出会いを大切にしたい
  • 出会いの数を増やしたい
  • 普通に過ごしていては出会えない人と出会いたい

と思ってしまいます。

そこでとある番組を思い出し、2019年1月16日。こんなことを呟きました。

ありがたいことにこれに共鳴してくださった仲間と昨日、コミュニティーを立ち上げました! その名も・・・

Butterfly Effect

僕の好きな映画でもあるこの言葉。 居酒屋でこーんなブレストをしながら出てきた言葉です。

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では、この言葉とこの会に込めた思いをしたためていこうと思います。

人のつながりの奇跡に触れたい

前述の通り、人のつながりをとても大事だと私は感じます。

良いプロダクト、良いチーム、良い生活、良い関係。 全て人の手によって、心によって作られていくと思います。

そこで思ったのが、

「すごい人が話を聞きたい人はすごい人に違いない」

という仮説です。 そして、その人たちの対話ややりとりはきっとあらゆる人たちのヒントになり、些細な光をさしてくれると感じました。

世界線を越える

メンバーで話をしている中で共通のイメージとして上がったのが

世界線を越える」

というものでした。

シュタインズゲートというアニメで有名ですね。

この言葉に私たちの思いが重なったのは

  • それぞれの人生が交わり、その影響を受けてこれから先の人生が変わる
  • その瞬間、その場所で同じ体験をすることで、その先の未来が変わる

という偶然から生まれる人生への影響のようなものが生み出せる場を想像したからだと思います。

そのため、基本的には"生(なま)"にこだわりたいと思ってます。

具体的には会場を用意して(提供いただき)、その場に集まった人々で時間を共有し、それぞれの世界線を交えること。

そして、自らの世界線も超えていくという意味で"アーカイブ"にもこだわりたいと思ってます。

これは、全ての回をアーカイブとして残していくこと。 これにより、自分を過去へと転送することで自身の世界線へ影響を与えることも考えています。

勉強会やイベントは皆さんどんなモチベーションで行くでしょう? 私が思うに、

「今触れたいもの、今得たいもの」に向かうと思います。

これは前述の通り、"生"の重要性に紐付いていると思います。

一方で、今数年前の動画や書籍から学ぶものも多いでしょう。 そう、その当時の自分には不要だったとしても、今の自分に必要になっていればそこから学ぶものが多いと思います。

それこそがアーカイブの重要性と感じています。

そのため、私たちは過去と現在のコンテンツどちらも大事にしていき、しつこいようですが、自身の世界線を超えてもらえる場にしたいと思います。

不確実性を楽しむ

もう一つの側面が"不確実性を楽しむ"というものです。

テレフォンショッキングの面白みはどこにあるでしょうか? 「タモリさんとゲストの掛け合い」や「エピソードそのもの」はもちろんのこと、 他のトークショーとの差別点は

「その場で電話をして次のゲストを決める」

というものではないでしょうか? このエンターテイメント性と「この人は誰を呼ぶんだろう?」という不確実性こそ、視聴者の高揚感に繋がり、 長く愛されるコンテンツになったと思っています。

私たちの場でもこのような不確実性を楽しめるような演出を考えたいと思っています(まだ言わないよw)。

  • 勉強会やミートアップにおける"バラエティー性"

最後に、勉強会やミートアップなどのイベントについて考えてみます。

これをテレビのコンテンツのジャンルに当てはめると

といったジャンルが多い気がします。 これらを

  • ハードルを下げるたみに"LT"にしてみる
  • 親しみやすい空気を作るために"お酒と軽食をつまみながら"
  • 自然な会話を引き出せるように"パネルディスカッション"にしてみる

といったようにそのやり方で工夫がなされていると思います。

一方でそのコンテンツのジャンル自体が

といったものはあまり出会えていないような気がしています。 それはなぜかというと

「勉強会」

という言葉にあると思います。

"勉強"というからには

  • 「何かを学ばなくてはならない」
  • 「何かを持って帰らなくてはいけない(レポートを書かなくてはいけない)」

というな意識が知らぬ間に結びついてしまっている気がします。

なので私たちは「勉強会」という言葉をあえて使わないようにしたいなと思っています。

あなたの世界線も変えてみませんか?

というわけで私たちはこれからいろんな世界線を交差させながら、 そこでしか起きないワクワク感を共有できる場を作りたいと思います。

ぜひ、興味を持ってくれた方はConnpassより参加してみてください。 今後のイベントや登壇者情報などを発信させていただきます!

butterfly-effect.connpass.com

顧客の目線に立った価値提案を学ぶ「カスタマージャーニーマップ」

先日、某若手社員からこんな相談がありました。

「全く接点がない新しい顧客へのアプローチ方法がわからない」 「営業の各個人にやり方があるが、それぞれのやり方でやっていてノウハウがわからない」 「自分で考えているが世の中の正しい方法がわからない」

そこで感じたのが、営業やマーケティングがいわゆる"暗黙知"になってしまっていること。 営業を体系的に教育することは果たして難しいことなのでしょうか?

問題は、営業としてのセオリーやノウハウが経験に裏付けされているという点です。

裏を返すと「経験がないとセンスや感覚で仕事をするしかない」という状態になってしまっているのでは?と思います。

ただ、私は営業職ではないので、残念なことにその"経験"を持ち合わせていません。

一方で、世の中のベストプラクティスや方法については調べれば出てくる便利な状態です。 そこで今回はそんな若手社員と行った「カスタマージャーニーマップ」についてまとめてみようと思います。

参考はこちらの書籍。

カスタマージャーニーマップとは

カスタマージャーニーマップとは「顧客の行動、感情などを分析して、どうすれば自社のサービスが受け入れてもらえるかを体系的に考える手法」です。

具体的にはこのあと説明していきますが、「行動」「思考」「感情」の変化を追うことで「接点」や「打ち手」を整理するものです。

最終的なアウトプットのイメージはこんな感じです。(ちょっと業務に寄っちゃってるのでモザイクを・・・。)

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では、実際にどんなステップで作成していくのか見ていきましょう。

Step1:テーマを決める

ここでは以下の項目を考えます。

  1. 今回のテーマ
  2. 今回の対象とするサービス
  3. スタート(ジャーニーの始まり)
  4. ゴール(ジャーニー完了時点のなっていて欲しい状態や状況)
  5. スタートからゴールまでの期間

これらは後のすべての状態に関わってくる重要な情報です。 「顧客がそのサービスを導入していること」がゴールなのか「それぞ使いこなして効果を感じていること」がゴールなのかなどそのプロダクトやサービスの目指すべきビジョンと照らし合わせて考えます。

Step2:ペルソナを設定する

ペルソナとはマーケティング用語として有名な言葉なので、営業の方はよく知っていると思いますが、「想定するターゲット像」を意味します。

ただ、「なんとなくこんな感じの人」ではなく部署、名前、年齢、決済可能予算額、性格、部下の数など、実際の顧客のような人物像をイメージします。

Step3:行動を洗い出す

次にスタートからゴールまでのペルソナの行動を洗い出します。 まずは思いつく限りたくさん行動を書いて、それを整理します。

 ここでペルソナが活きてくるわけですが、今回のサービスを決済できるような権限を持っているのか否かで社内稟議など社内の事務手続きと共有、説得作業が伴うと思います。  この辺りの細かい部分こそが顧客が手間に思っている可能性があるリアルな部分なので、"いかにリアルに書くか"がこのステップの肝かもしれません。

Step4:行動をステージに分ける

 次は各行動の塊を"ステージ"というカテゴリに分けます。 ある程度ステージ分けができたら、大きな流れを把握し、足りない行動を付け加えます。

このステージの塊がこの先の顧客との接点に大きく関わります。

Step5:感情の起伏を想像する

 このステップでは、自分の気持ちを殺してペルソナの気持ちになりきります。 具体的には"顧客が何を感じ、どんな課題を抱えているのか"に焦点を当てて考えます。

Step6:顧客接点と自社の行動を名確認する

 ここでは、各顧客の行動時の自社の行動や顧客との接点を明確にします。 その方法には「ツールを介した接点」や「人を介した接点」などいろんな要素が含まれます。 これを包み隠さず洗い出していきます。

Step7:対応策を考える

最後に、このジャーニーで課題になる部分の対応策を考えます。

主に

  • 感情がネガティブになっている部分をどうポジティブに変えるか
  • 縦軸で見たときの課題をどう解決するか
  • 横軸で見てスピードが落ちそうな点、顧客が面倒に思う点をどう軽減するか

など、これまでに可視化できている部分を元に解決するための打ち手を洗い出します。

Step8:視点を変えてアイディアを追加する

最後に全体を眺めて、

  • このジャーニーの期間を半分にするには?
  • このジャーニーの成功確率を上げるには?

などを考えてみます。 さらに完成したジャーニーを元にタスクまで落とし込みができると次のアクションにつながります。

やってみた結果がこちら

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やってみるといろんな気づきがあります。 そして、各自の脳内にはあっても共有できてなかった部分を共通認識にすることができます。

詳細はぜひ、こちらの書籍を参照してみてください! もしくはいつでもお声がけください!

私がPMPを受けるワケ

突然ですが、今年はPMPを受験しようと思ってます。

PMPはご存知の方々もいらっしゃると思いますが、PMI本部が認定しているプロジェクトマネジメントの国際資格です。 めっきり、アジャイルにのめり込んでる私はこれまでCSPO研修を受け、CSPOを取得しました。

そんな私がなぜこのタイミングでPMPを取得するのか。既定路線のようにも見えますし、なんでそっち?と思う方もいると思います。

ただ、私なりの意志と目的が似ている境遇の人にも参考になればとまとめてみようと思います。

CSPOを取得してからの1年

 私がCSPO研修を受講してから、約1年が経過しました。 約20万円とそれなりに大きな投資。新卒の初任給の手取りとそう変わらない投資です。

ありがたいことにこの20万円という金額を会社に出していただきました。未だに感謝してもしきれません。 つまり、私がCSPOを取得するということに対して3日間の研修期間と20万円という投資をするだけの価値があると認めてもらったワケです。

そのため、私はこの1年間、私に対するこの期待に誠心誠意答えることが最低限の恩返しだと心に刻み活動してきました。

具体的にはこのブログにもつらつらと書いてきましたが、

  • カンバンやスクラムのセレモニーを通じた可視化
  • チームビルディングや社内勉強会の立ち上げによる風通しの良い文化の構築
  • インセプションデッキやユーザーストーリーマッピングを活用したプロジェクトの前進
  • 新卒や学生インターンへの参画

我ながら、CSPO取得にかかった大きな投資に対する答えを出してきたと思っています。 そして、周りも認めてもらっていると自負があります。

仕事で評価してくれる人々と箔で評価をする人々

 一方で今年30歳になる若造がどんなことをしても全く響かない状況にも少なからずぶつかりました。 平社員の私がいくら騒いでも、宣言しても声が届かない場所がまだまだあります。

端的にいうと箔があるとないとで、同じことを言っても効果がまるで違うことが多いワケです。

これは社内でも社外でもどちらでも起こり得ます。

では、その箔とは何か。 役職であり、資格であると私は考えます。

 ここで誤解がないようにお話ししておくと、全員が全員箔を見て動いてるとは微塵も思いませんし、私も箔で評価されるのは不本意です。 ただ、影響力を広げているうちに箔がないと越えられそうにないラインに多く出会うようになりました。 そしてそれを迂回するたびにまた同じような箔にぶつかることがあり、影響力の速度がどんどん落ちていくような感触を感じています。

 ちなみに、仕事で評価してくれるか、箔で評価するかには年齢は関係ないと思っています。働き方や考え方に寄ると感じています。

悲しくとも…自分に箔をつける

私はこのような箔で評価されるような方法は嫌いです。 そして、名刺に多くの箔を塗ったくって誇らしげに生きている人ほど疑わしいものはないとさえ思っています。

しかし、私の目標である「映像業界の働き方を、チームで働く業界に変える」ことを実現するためには 少なからず、今より大きな影響力と発言力が伴わないことには始まらないと思っています。

そのためには箔で評価するような人々にも認めてもらえるような実力と箔をつける必要があります。

ただ、スクラムアジャイルどころかウォーターフォールという言葉すら馴染みがない非IT業界には、 "CSPO"という認定でさえも相手にしてもらえないことが多いのです。

そのため、PMPを取得して、「この若造は、プロジェクトマネジメントをちょっとはわかるようだな。話くらいは聞いてやるか」と まずは土台に乗せてもらうことを一つの目標にしたいと考えます。

もう一つの私が進めたい本当の理由

・・と、ここまで悲しくもドロドロとしたネガティブな理由を述べてきましたが、これだけではありません。 というより、PMPを取得することで映像業界をよくする可能性がさらに広がると考えています。

実は映像業界、いやどの業界にも"プロジェクト"は想像以上にあふれていると感じています。

  • 顧客にサービスを導入してもらうためのプロセス
  • 作品を企画から完成まで持っていくこと
  • 1ヶ月での作業量を大きく増やすための効率化
  • 採用活動

全てプロジェクトです。そしてこの業務を毎日のようにハンドリングしている人はプロジェクトマネージャーであり、プロジェクトマネジメントを自然と行っています。

 ただ、それに気づいていません。なぜなら、"プロジェクトマネジメント"という言葉も、分野も知らないからです。 そのため、自分の仕事のベストプラクティスや参考にできる方法も見つからず「自分の仕事は特殊だ。」と決めつけて属人化し、疲弊していきます。

つまり、「あなたの仕事はプロジェクトマネジメントです!こういう方法が参考になるよ!」と発することができるといかがでしょうか? 少し、彼らに光を注ぐことができるのではないでしょうか?

ただ、これ自身も「いやいや、何を適当なことを言っているんだ」と言われかねないと思います。 なので、「プロジェクトマネジメントのプロの私が断言します!」と言えたらどうでしょう?

「なんとなく、信じてみようかな」と思ってもらえるかもしれません。

そのためには、プロジェクトマネジメントのなんたるかを学び、堂々と「私はプロジェクトマネジメントのプロです!」と言えるようになることが必要でしょう。

教えてください!

というわけで・・・「PMPを取得する!」と宣言はしたものの、まだこれからの挑戦です! そのため、オススメの勉強法や教材、通信講座などぜひ教えていただけたらと思います。

AWS構成図自動作成ツール比較 ~CloudMapper編~

注意事項

このエントリーは2019/1/25時点の情報です。 検討する際は、最新の状況を確認してください。

現状検討できる選択肢

主に下記が選択肢として上がります。

今回は Cloud Mapperを試してみました。

Cloud Mapperとは

  • AWSの構成図を自動で作成できる
  • 無料で使える(Githubで公開されている)
  • 新しい。結構盛んにやり取りされている
  • First Commit :2018/1/20
  • Commit件数:299
  • issue件数:86
  • 最終Commit:2日前(2019/1/25時点)

検証対象、環境

  • 今回はMacのローカル環境で実行しています。

導入手順

リポジトリをクローンする

$ git clone git@github.com:duo-labs/cloudmapper.git

必要なものをインストール

$ brew install autoconf automake libtool jq awscli pyenv pipenv

Python3のインストール(導入済みの方はスキップしてください。)

  • python 3 (3.7.0rc1 is known to work)とのこと

pyenvのパスを通す

$ echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ sourcce ~/.bash_profile
$ which python
  • pyenvの場所を参照して入ればOK

pyenv で Pythonをインストールする

$ pyenv install 3.7.0
$ pyenv rehash

使うPythonを指定

$ pyenv global 3.7.0
$ python --versions
* 3.7.0が選択されていればOK

pipenvをインストール

  • pipenvとはPython公式が正式に推薦するPythonパッケージングツールで、簡単に作業環境を作れる方法を提供するためのツール

プロジェクトディレクトリに移動

$ cd cloudmapper/

pipfileインストール

$ pipenv install --skip-lock

シェル起動(仮想化)

$ pipenv shell

設定ファイルコピー

$ cp config.json.demo config.json

設定ファイルの編集

{   
    "accounts" : [
        {
            "id" : "123456789012", 
-            "name" : "demo", 
+            "name" : "[~/.aws/credentialsに記載する環境名]", 
            "default" : true
        }
    ],
    "cidrs" : {
        "1.1.1.1/32" : {
            "name" : "SF Office"
        },
        "2.2.2.2/28" : {
            "name" : "NY Office"
        }
    }
}

AWS Credentialsの設定

$ vi ~/.aws/credentials
  • credentials
[環境名]
aws_access_key_id = ******************
aws_secret_access_key = **********************************

実行

AWSから情報取得

$ ./collect_data.sh --account [~/.aws/credentialsに記載する環境名] --profile [~/.aws/credentialsに記載する環境名]

解析実行

$ python cloudmapper.py prepare --account [~/.aws/credentialsに記載する環境名]

構成図描画の為に,CloudMapperのサーバを起動する

$ python cloudmapper.py webserver
CloudMapper serving on 127.0.0.1:8000

描画結果を確認

  • 127.0.0.1:8000にアクセスする
  • 実際の出力結果がこちら

f:id:HirokiHachisuka:20190125175258p:plain

所管

良い点

  • 導入が簡単。
  • アイコンも公式なのでわかりやすい
  • 自分で追加編集ができそう

微妙な点

  • 現状集められるリソースが少ない    - VPC  - AZ  - subnet  - EC2  - RDS  - ELB  - ALB  - security  - network interface  - VPC peering

 → ただ、issueがたくさん上がっていて活発なので、時間の問題かも * 繋がれる線の並びが見辛い

次回予告

次はCacooを試してみます。