きっと、うまくいく~非IT業界をスクラムで変えるための系譜~

一人のPO見習いが業界を変えるために奔走する様子をただただ綴るブログです。

【コラム】エンジニアのための飲み会処世術

社会人になると学生の頃に比べて飲み会に"意味"が込められていることが増えます。

例えば、懇親会や忘年会などの公のテーマがあるものから上司への相談、ライフイベントの報告など非公式のテーマが込められたものまであります。

一方で、この飲み会での立ち居振る舞いや空気が苦手な方もよく見られます。 今日はせっかくの貴重な時間を"最大限"楽しむためのちょっとした工夫についてまとめます。

誘われた時の処世術

 さて、まずは飲み会に誘われた時です。 まずここでわかる情報が

「主催者は誰か」 「いつなのか」

といった点です。

これにより「行きたい!」「行きたくない!」という第一印象が生まれます。 一つ目のポイントはここです。

行きたい飲み会であれば、問題ないのですが、行きたくない場合。 とはいえ、会社のイベントなどでは行かなきゃいけないのが常。

そこで私なら・・・

"行きたい店を提案"します!

これはなぜかというと単純に「モチベーションとなる要素を作る」ためです。

もし、行きたくない飲み会で、そのまま当日を迎えてしまうと嫌な気持ちが日々積み重なる一方です。 そのため、少しでもプラスの要素を作ります。

また、これにより幹事がめんどくさいと思う「店選び」をアシストする効果もあり、自然と幹事の評価も上がります。

当日の昼の処世術

さて、いよいよ当日。 この頃には

「行く店」 「時間」

は決まっているでしょう。 ここで重要なのが、

"参加者を探る"ことです。

極力、ネガティブな情報の中にモチベーションにつながる情報を探すため、参加者を探ります。

これにより、当日のフォーメーションをイメージし、自分のポジションを想定します。 これが次につながります。

そして、必要あれば、下調べや盛り上がりそうなネタを調べたり、脳内で反芻します。 さらに重要なことはここで

"会場に到着する時間を決める"ことです。

もし、行きたくないメンバーであれば、仕事を頑張り、ギリギリに駆け込めばいいのです。 ちなみに、感じに連絡せずに遅れるのはNGです。

話がしたいメンバーがいるのであれば、その人と一緒に向かうアポを取りましょう。

向かうまでの処世術

さて、出発の時間です。 話したい人がいるのであれば、その人と自然に向かいましょう。 そう、この時にどのくらいの距離感を保つかが、この後の数時間を左右します。

なぜなら、よっぽどの会でない限り、座席には入った順番で座ります。 つまり、"近くに座りたい人と一緒に入る"ことで隣や近くで楽しく話ができる確率が高いです!

一方で、遅れて向かう場合やギリギリに向かう場合。 この場合は素直にまっすぐ向かいましょう。できれば足早に。 自分が遅くなることを、幹事や周りの方は思った以上に気にしています。

向かっている人より待っている人の方が1分1秒を長く感じます。

一番NGなのが、みんなと一緒に向かっているのに"トボトボとつまらなそうに一人で歩いて行くこと"。 これは感じが悪いです。行きたくないオーラが周りの空気すら悪くします。

なので、そんな時は誰でもいいので、話している二人組のすぐ後ろを歩きましょう。 店に向かってる途中は一人一人の様子はあまり見られていません。

そのため、紛れることができます。

席に着くまでの処世術

いよいよ店に到着。 ここから席に着くまでが勝負です。

まず1番の勝ち組は話したい人と一緒に自然に席に着くこと。 これができれば安心です。

一方でそうはいかなかった場合。 まずは極力店に早く入りましょう。

そして、「どうぞ、どうぞ」と後から入った人をすすめます。 そして話したい人が来たらその横にすっと座ります。

最後についてしまった場合。最悪のフォーメーションになった場合は 私なら「吸い殻入れ」をまず手に取ります。 そして、タバコを吸う人の前にすっと差し出します。

そうすると今回のフォーメーションの中で"タバコを吸う人"と"吸わない人"がわかります。 そうするとタバコを吸う人吸わない人に席を分けようとする動きが稀に生まれます。

タバコを吸わない人は「ちょっと体調悪いので・・・」 吸う人は「迷惑かけないように集まりますか?」

といってフォーメーションを崩します。

お望みのフォーメーションに着いたら、あとは楽しむのみ。

盛り上がるまでの処世術

さぁ、乾杯も終わり、スタートしました。 しばらくはみんな冷静です。 そのため、ここではまだコアな話には持っていかず、周りの数人と和気藹々と話すことを心がけましょう。 これが苦痛の場合もあります。

そんな時は周りの話に耳を傾け笑顔でうなづくだけでもいいでしょう。 次第に酔いが回って楽しくなる方やコアな話をする方も生まれて来ます。

そうなったら、チャンスです。話したい人と好きな話をしましょう。 話したい人がいない場合。食事やお酒を楽しみましょう。

そして時折、盛り上がってる方向を見て笑顔でうなづけば、もうあなたは溶け込んでいます。

中だるみの処世術

さて、時間が進むにつれ、中だるみが生まれることもあります。 そんな時は誰かがトイレに立つとチャンスです。

自分のグラスを持って、そっとその人がいた席に座りましょう。

何も言わなくても周りの人が声をかけてくれます。 もしくは自分が席を立つ。戻ると誰かが、座ってるかもしれません。

自然とフォーメーションを変えて行きましょう。

締めの処世術

宴もたけなわ。楽しい飲み会も辛い飲み会も終わりが来ます。 締めの言葉が幹事や偉い人からなされたら、退室です。

早く出たい場合は挨拶してさっと出ましょう。 この頃にはみんなあまり周りを気にしていませんし、もう終わっているので気にしません。

話足りない場合は、話したいひとと追い出されたり、全員が立ち上がるまで好きに話しましょう。

解散までの処世術

さて、みんなで店の外に出ました。 ここで帰りたい場合は店を出たタイミングで駅の方面に2,3歩離れます。 これにより、もし「二次会行くひと!」の声が上がっても自然と離れられます。

一方で次に向かいたい場合はその中で一人はいるであろう二次会に行きそうな人に 「あれ?二次会どこですか?」というだけで喜んで人を集めてくれます。

あとは自分が楽しむのみです。

とはいえ・・・

色々と書いて来ましたが、とはいえ、"楽しむこと"が大事です。 嫌なことでも楽しむ意識や嫌な人のいいところを探すようにすれば、少しは気が晴れます。

本当に嫌だったら、体調不良や緊急事態を理由に帰ってしまえばいいんです!

細かいことは考えず、思うがままに楽しんだもん勝ちだと私は思います。

ただ、どうしても辛くなったら、紹介した回避方法を思い出していただければと思います。