【ワークショップ参加】プランニングポーカーを使ってメンバーの知見を集めよう
つい先程終了し、電車に揺られているところですが、参加したワークショップのふりかえりです。
今日は末広町にてギルドワークス中村洋さんの「**プランニングポーカーを使ってメンバーの知見を集めよう**」というワークショップに参加しました。
プランニングポーカー自体はアジャイル、スクラム関連の書籍でふんわり理解していましたが、その真髄と達人の生の声を聞きたく、参加しました。
# そもそも見積もりとは
まずは見積もりとは何かといった解説からスタートしました。
印象に残ったのは
* 可能性であって絶対ではない
* やったことがあることしか見積もれない
* 違った時にすぐわかる
の3点。至極当然ではありますが、見積もりと呼ばれる行為はよく勘違いされるなと再認識。
確かに、顧客と相対する営業からすると見積もりこそがある意味指標の全てで唯一の手がかりなのでそこを絶対にしてしまいがちなのもある側面では仕方ないかなと思っています。
ただし、その間違いをしっかりと伝えることがエンジニアとしての責務であるとも再認識しました。
ここで、「不確実性のコーン」「見積もり逓減の法則」を解説していただき、さらに理解を深めました。
# 「相対見積もり」と「プランニングポーカー」
ここでは以下の3点を再認識しました。
* 人は絶対値で見積もることが苦手
* なので相対的に見積もる
* ただし、あまりに大きすぎる見積もりは無駄
そのため、プランニングポーカーでは相対的な見積もりを大きくなればなるほど差が大きいフィボナッチ数列で見積もるとのこと。
とても腑に落ちた場面でした。
なのでプランニングポーカーはあくまで**素早く認識するためだけの道具**との要約でした。
# プランニングポーカーの進め方
では、プランニングポーカーを実践する時に何を気をつけるべきか。
* 全員で行う
* 「タスク」「工数」ではなく、「規模」を見積もる
なので、役割やスキル、経験での差は生まれることはない。(あくまで相対的な「規模」を見積もるので)
との部分が今日の1番の要旨だったのかなとも感じました。
実際のやり方は
* 「アジャイルな見積もりと計画づくり」
* プランニングポーカー簡単ガイド
* プランニングポーカーのやり方
などを参考にすると良いとのこと。
# 実践 と ふりかえり
いざ、プランニングポーカーをやってみるといろいろな気づきがありました。
いくつか抜粋すると
* 見積もるときの前提条件や認識を揃えることが大事
* ただし、「ズレてること」を認識するためにまずはやってみる
* POがブレずに確認事項に応えられるようにしないとモチベーションが低下する
などなど。
さて、これを自分がファシリテーターとして実践するとなった時にどうするかを考えたときに
「まずはやってみて重要性を理解してもらう。その後にふりかえりをしていきながら解説をして理解を促す」
ことが有効とのことなので、まずはトライしてみようかなと思いました!