きっと、うまくいく~非IT業界をスクラムで変えるための系譜~

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【復習】CSPO研修(4) UXとプロダクトチーム

さて、4回目の今回はUXとプロダクトチームに関する解説です。

UXの専門家

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UXの興味は上記のように、下から「実用性」「ユーザビリティ」「美的感覚」という順番に示されます。 これらはユーザーが何か問題を抱えていて、それを解決するアイディアが出てくるたびにこのトライアングルに対面します。

UXに関わる人々

 UXデザイナーには当たり前かもしれませんが、UXと一言で言ってもたくさんの役割があります。具体的に上げていくと

[問題を分析する人] * Data Analyst * User Resarchar

[アイディアを出す人] * Interaction Resarchar

[ユーザビリティーを追求する人] * Usability Designer

[美しさを追求する人] * Visual Designer * UI Designer * (Frontend Engineer)

ひとえにUXデザイナーと言ってもこのそれぞれの役割を全てになっているパターンも少なくなく、その中で得手不得手があるのも理解しておく必要があります。

プロダクトチームのコラボレーション

ということで、UXデザイナーの役割を理解したところで、改めてプロダクトチームの役割を理解しましょう。

  • プロダクトチーム全体でオーナーシップと説明責任を構築する
  • 良いアドバイザーであり、共同制作者
  • 顧客やユーザーに共感し、深い理解を築く
  • 必要な時には外部の専門家を探して、彼らの経験を聞く

ということで、プロダクトチームは自らのプロダクトに責任を持ち、時にチーム内外とコラボレーションを行うことが大事です。

大きなプロダクト

プロダクトチームは小規模なプロダクトに向いていると、いろいろなところで言われています。ただ、世の中のプロダクトは当然ながら、大きなものもあります。 そんな時は1つの大きなプロダクトを細分化し、それぞれを小さな1つのプロダクトと考え、プロダクトチームがそれぞれ対応します。

イメージとしては

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この1つ1つにプロダクトチームが存在するイメージです。

そして、全体を横断する機能に関しては共通プラットフォーム化し、そのプラットフォームに対しても1つのプロダクトチームが専任で担当します。 また、全体を横断したユーザー体験の計測や検証も1つのチームが対応します。

この時のポイントは プロダクトやチームの成長に伴って、チーム体系の変化組み替えを行うこと

です。

では、プロダクトチームの役割や大きなプロダクトへの対応方法もわかりました。 次回はプロダクトの目指すべ着物、ライフサイクルに関して考えていきます。