【読了】Business Models for Teams
先週頭、私のスクラム関連の推進の2人目になってくれた先輩から 「ほら、これ好きそうだから。好きだろ?」と机の上に置いてあったのが、この本。
ビジネスモデル for Teams 組織のためのビジネスモデル設計書
- 作者: ティム・クラーク,ブルース・ヘイゼン,今津美樹
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
よく分かってらっしゃるw
というわけで、長い間読んでいる「ティール組織」を置いておいて読んでみました。
形が形だけに家でじっくり読んでいましたが、 ビジネスモデルキャンバスを深く紐解き、その後、あらゆる世界の現場の話をしていく展開。 そして、自分に置き換えた時にどういうことを進めていいか教えてくれるワークショップの解説なども記載されており、盛りだくさんな内容ながら、読みやすい。
特筆すべきはこの本は39カ国225名のメンバーが参加して下書きがオンラインで推敲されて言ったという点。 それだけ、多くの目にさらされ、多くの現場の" リアル "を描いています。
そのため、いろんな職業での成功体験、失敗体験やアプローチが記載されています。
ひとつの内容を掘り下げるというよりも、あらゆる側面から物の見方を解説している多面的な書籍。
主張が強い書籍を読むとよく「この考えが正しいのだ!」と押し付けがましく、 また読者もそれが全てだと勘違いし、ものの見方が偏ってしまい、ある意味での宗教的なのめり込みが発生するが、 この本は多面的にビジネスモデルの考え方を見ることで、いろんな気づきが得られます。
私自体も共感できる事例や初めて理解するような業界の考え方など、まるで短編集の小説を読んでるように読み進めました。
ご興味がある方は是非。
ビジネスモデル for Teams 組織のためのビジネスモデル設計書
- 作者: ティム・クラーク,ブルース・ヘイゼン,今津美樹
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る