【読書感想】抜擢される人の 人脈力
今回はこちらの本を紹介します。
- 作者: 岡島悦子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 51回
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この本を手に取った背景
最近、社内の同僚や長年の友人との関わりに加えて、勉強会を通じて今まで知り合うことのできなかった方と多く知り合う機会ができてきました。
そこには、業界が違うながらも同じ課題や同じ目標を持っている方が多く、毎日刺激を受けています。 それに伴い、Facebookの友達もこの2ヶ月で20人ほど増えたり、会社、プライベートが第1、第2の場所だとすれば、 自分が積極的に動くことで第3の場所が生まれた感覚です。
そのような生活の変化の中で、人脈の大切さを学び、これからの自分を考えた時にどんな道筋が待っているんだろう。と言うことを良い意味で考えるようになりました。
そんな自分の幸運な出会いのが増えていく中で、本屋で目に入ったこの本。 今の自分を後押しすると言う意味も含めて、読んでみました。
この本の概要
この本はヘッドハンターの岡島悦子さんの著書で、
活躍できる人、できない人の差は「抜擢」
と言う一言から始まります。
そして、運任せに思う人もいるかもしれませんが、抜擢される機会を創出する力は自分で身につけることができ、それをどうやってつけるのかをいろんなテクニックで紹介しています。
本書で特に言われているのが「人脈スパイラル」と言う考え方です。 詳しくは中身にお任せしますが、
人脈は基本的には螺旋状で上がっていく。積み重ねていくもので、その機会を逃さないように日々行動していくことが必要ということです。 時にはこの螺旋を飛び越えるビッグチャンスもあり、その時には絶対にチャンスを逃さないことというのも本書で言われています。
その方法としては
- 自分にタグをつける
- コンテンツを作る
- 仲間を広げる
- 自分情報を流通させる
- チャンスを積極的に取りに行く
といった方法を著者の経験を中心に丁寧な口調で解説しています。
私の感想
この本はとてもエネルギッシュで随所に抑えきれないギラギラ感がいいスパイスになっている印象です。 人脈は"運"だ!という声もわかりますが、その運をひきつけるには日頃の鍛錬やチャンスを掴むための努力が必要なのだな再確認しました。
本書でも少し取り上げられていますが、 私は「社会人は全員野球選手と重なるな」と思っています。
入社した若手は2軍とは言わずとも、社会人としての基礎力を上げるためにトレーニングを受け、OJTという形で実践型の練習を繰り返します。 その中で頭角を表すと「1軍での打席がまわってきます。」 その打席で結果を出すことで、チャンスの回ってくる頻度が増え、成果を出すとみてくれている一流の人々からも声かけられるようになります。
そんな意識を日々持っているわけですが、その意識にも新たな見方や「間違っていなかった」と自信になる内容がちりばめられていました。
背中をおしてくれる、ギラギラした前向きな良著です!
- 作者: 岡島悦子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: 単行本
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チャンスに恵まれず、チャンスを掴みたいかた、より高いレベルで活躍したい方は是非!