きっと、うまくいく~非IT業界をスクラムで変えるための系譜~

一人のPO見習いが業界を変えるために奔走する様子をただただ綴るブログです。

【復習】CSPO研修(12) ペルソナを考える

今回は「ペルソナ」について考えます。

ユーザーの目標や行動を見つめる上で、ひとえにユーザーと言っても年齢、性別、環境など様々です。 そのため、全てをカバーしようとすると、プロダクトの目的がブレてしまう可能性があります。

そのため、仮定を明確にすることを目的にペルソナを使ってメインとなるターゲットを明確にします。

仮定を明確にすれば、検証のための調査計画も容易にたてられます。

ペルソナを考えるにあたり

では、このペルソナに必要な情報として考慮が必要なのは

  • ユーザー構成に関する一般的な人口統計
  • ユーザーのリテラシーや技術レベル
  • ユーザーの業界に対する専門知識量

です。 これらを考慮した上で、

  • 一般的な活動や責任
  • 使用場所
  • ソフトウェアとツールのエコシステム
  • 共同作業者
  • 他のプロダクト、ツール、参考資料
  • 想定される使用頻度

で分類します。

そして、

  • 成功のゴールと喜び
  • 辛いところ

も忘れてはいけません。

ペルソナスケッチを作成する

上記の内容を考慮して、ユーザーごとのペルソナをスケッチします。 その時、記入するのは

  • 名前
  • 役割
  • 写真や似顔絵
  • コンテキスト(状況)
  • 一般情報やアクティビティ
  • 暗示されること、価値

などをベースにそれぞれの状況において必要なものを付加していきましょう。

このようにして、ターゲットユーザーを明確化していきます。 次回はユーザー経験について考えます。