【復習】CSPO研修(5) アウトカムとインパクトの最大化
さて、5回目です。
今回は「アウトカム」と「インパクト」についてです。
アウトカムとは?インパクトとは?
アウトカム(Outcome)とは、簡単に言うと「成果」を表します。 インパクトとは、文字通り我々が普段使っている意味です。
ここでは、このように定義しています。
効果的なプロダクトは「アウトプット」と「インパクト」の最大化にフォーカスする
プロダクトの目指すところ
プロダクトの開発にはプロダクトへの愛着が必要です。 一方で、プロダクトにのめり込み過ぎるのは失敗のもとです。
そして、私たちのゴールは「プロダクトを作ること」ではなく、
「世界を変えること」です。
私たちはどのような流れでプロダクトを作るのか、改めて確認すると
- ユーザーが何かしらの問題を抱えている (これを分析やアンケートで明確にする)
- アイディアに落とし込む (製品、機能、仕様、要件など)
- リリース
この流れの中で、1~3の内容や時間はを極力最小化します。これを「アウトプットの最小化」と言います。
また、リリース後に見えてくる「成果(アウトカム)」と「インパクト」を最大化することが必要です。 それこそがプロダクトの目指すところです。
では、ここで疑問が発生します。
- アウトプットをどうやって測定するのか
- アウトカムとインパクトをどのように測定するか
- これらを改善にどう役立てるか
では、次回以降でその部分を解説します。