【復習】CSPO研修(2) クライアント-ベンダー アンチパターン
少し時間が経ってしまいましたが、CSPO研修の復習、第二弾です。
今日はクライアント-ベンダー アンチパターンについてです。
受発注の関係
契約書の勉強をしていた時によくこんな言葉が出てきました。
「私たちは日常生活で自然に毎日契約をしています。」
例えば、毎日の買い物も契約書は交わさないものの、契約の一種です。そんな自然な流れでの契約において、 「欲しいものを買う」「売りたいものを売る」というWin-Winの関係が成立しています。
ただその裏には・・・
「できるだけ安く買いたい」「できるだけ高く売りたい」というお互い相反する目的もあります。
受発注の関係もこの売買関係をビジネスとして行なっているだけです。
そのため、
発注側 → 要件を出す → 受注側 発注側 ← 見積もり ← 受注側 発注側 → 要件を出す → 受注側 発注側 ← 納品 ← 受注側 発注側 → 受け入れ → 受注側
という流れの中にも
発注側「この要件でできるだけ安く・・・」 受注側「この要件でできるだけ高く・・・」
という狙いの元、ちょうどいい落とし所を見つけるという流れです。
では、ここで疑問です。
両者とも同じ会社だったら?
このような場合は、本来お互い同じゴールを目指すはずなので、モチベーションのズレが生じた時点で破綻します。 このようなクライアントとベンダーの関係は双方が相手と敵対関係を生んでしまう可能性が含まれています。
このことを「クライアント-ベンダーアンチパターン」として定義しています。
ではどうする?
この解決方法は簡単です。
この方法をやめればいいのです。
ではどのような方法がいいのか? ここで提唱されているのが、 「プロダクトオーナーとチームの関係」です。
では、このチームでプロダクトを成功に導くにはどうすればいいのか。
それを次回復習していこうと思います。