【復習】CSPO研修(1) 研修の意義
一昨日、昨日とJeff Patton氏のCSPO研修に参加しました。
Scrum Allience認定研修は講師によってだいぶ色が出ると前から聞いていましたが、「ユーザーストーリーマッピング」の著者Jeff氏ということもあり、より一層"Story"や
"Discovery"に重きを置いた内容に感じました。
今日から、数回にわたって、この研修のふりかえり並びに復習を行おうと思います。
この研修について
Scrum Allience認定研修は少なからず、スクラの基本の理解や考え方の理解を行なった上で参加するものです。
そのため、Jeff氏の講義の中でも描くセレモニーや手法は知っている前提で、その本当の意味や誤って進めないように気をつける点、プラスで考慮するべき点をたくさん教えてくださいました。
また、
単にスクラムのプロダクトオーナーの役割をカバーするものではない
と断言している通り、プロジェクトマネージメント全体に対するアドバイスが多分に含まれていました。
では、この研修でフォーカスしたいのは何か。
それは
新しい考え方とプラクティスをこれから作るプロダクトに適用すれば、これまで以上にうまくいく
という観点でのアドバイスです。
つまり、このワークショップはプロダクトオーナーのみのためではなく、プロダクトチーム全体のためのものなのです。
そして、実際のプロジェクトにおいてはプロダクトオーナーがリードしていくかもしれません。
ただ、プロダクトオーナーシップと成功はチーム全体の責任なのです。
そして、この研修の目的は
"プロダクトオーナーが小規模なプロダクトディスカバリーチームをリードし、チームメンバー、顧客、ユーザー、ステークホルダーと協力しあうこと"を実践することです。
学習目標としては、
より成功するプロダクトを作るために、一緒に働く
ことが研修後にしっかりできることです。
そのための進め方としては
- 日々のプラクティス
- 効果的なプロダクトデザインの原則とプラクティス
- 自信を持てるようなハンズオン
がありました。
その進め方もユニークで、スライドはほとんどなく、手元を投射し、絵を描きながら説明してくれた内容をこちらも絵を描き、メモを取りながら理解していくものでした。
随所にある大事な部分に関してはいくつかのワークで実際に体験することもできました。
それでは次回より、実際の内容について、復習していきます。